2月は節分
渡る世間に鬼はない
渡る世間は…と来ると「鬼ばかり」を連想する方も多いのではないでしょうか!? 1990年から2011年まで続いたテレビドラマシリーズで当施設で生活されている方が夢中になって鑑賞されていたのが記憶に残ります。私も真剣に見る機会はなかったのですが、つい最近、とある事がきっかけで見ることになりました。そしたら、これがまた面白いおもしろい。ここまで非情なことができるのかと思いきや、こんなにも人は温かいのかなど、いつも心を動かされています。そんなかんなで気づいた時には第1シリーズ全48話を1週間ですべて見終えていました。第10シリーズが最終となるため、まだまだ先は長いですけど、完全網羅しようと思っています。
さて、2月と言ったら節分です。当施設でも節分の会を開催しました。従来型では玉入れなどのゲームを行い、ユニット型では恵方巻を作りました。玉入れでは職員が鬼に扮装していたのですが、終始職員に玉をぶつけている方も多くいました(笑)鬼の衣装で外見は怖いけど、中身はとても優しい人たちです。そう、世の中は無常な人ばかりではなく、困った時に助けてくれる情け深い人たちも多くいます。「渡る世間に鬼はない」です。
そして、無常や温情などは気にせず、人の光の部分だけを思わせてくれる純粋で明るい子供たち。くじらルームの園児たちの歌と踊りを見て、「人間ていいな」と改めて思えた節分でした。